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21世紀も4年を経過した現在、私たちは環境の激動とも言うべき変化に戸惑いながら、暮らしております。2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降、地球規模で安全保障に関わる不安が広がり、そのことが我が国の政治・経済にも暗い影を落としています。また、昨年は追い討ちをかけるかのようにおびただしい台風の来襲、新潟を襲った中越地震など天災が相次ぎ、年末にはスマトラ島沖地震に伴う大津波により人類史上においても記録的とも言うべき甚大な被害が発生いたしました。さらに、私たちの住む奈良においても幼い命を狙った痛ましい誘拐殺人事件が起こるなど市民生活にまで不安を募らせる状況となっております。
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そんな不安を背負いつつも我々奈良商工会議所青年部(以下奈良YEGとする)メンバーは時代の変化に対応しながら、先導者たる気概を持って逞しく生き抜いていかなければなりません。しかしながら、私たちは地域の経済的リーダーという立場にありながら、一方では自己の事業所の発展や自己の幸福を願う一個人でもあります。多くのメンバーが元々、YEGの活動を通じて自分自身の成長やメンバー間の交流によって視野を広げるきっかけを掴みたいという思いで入会したのではないかと考えます。
そこで本年度は原点に立ち返り、『拡げよう可能性! 掴もう手応え!』をスローガンとし、YEG活動を通じて自己が成長し、自らが元来持っているはずの可能性を拡げる事のできる活動を真剣に目指していきたく考えます。「YEG活動を通じての成長」と言っても、メンバーというだけで与えられるものではなく、自らが積極的に参加することによって創り出されるものであります。メンバー個々がYEG活動の意義を改めて問い直し、各事業の目的を十分理解した上で積極的に活動することにより、得られるべきものと確信しております。
本年度で奈良YEGは設立28周年を迎えます。過去四半世紀余りにわたって先輩諸兄が築き上げてこられた功績は計り知れず、かけがえのない財産であることは言うまでもありません。但し、ここ2、3年で全国大会や近畿ブロック大会の運営など今までリーダーシップを取り続けて来たメンバーの大半が卒業され、まさに世代交代の時期に差し掛かっていることも事実であります。したがって、本年度は次代を担う若いメンバーに引き継ぐべく、未来につながる手応えを是非とも掴まねばなりません。
私たちの愛する奈良はあと5年で平城遷都1300年を迎えます。今こそ、歴史や文化の重みを誇りにしつつ、新しい奈良の創造に向かって活動すべき時であります。平成17年度、私たちはメンバーの力を最大限結集し、YEGならではの自由な発想でチャレンジしてまいります。
『拡げよう可能性! 掴もう手応え!』
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